「自宅で金継ぎを始めたいけれど、Amazonや楽天には種類がありすぎてどれを選べばいいかわからない」「初心者向けの金継ぎセットを買って、失敗したくない」そんな悩みをお持ちの金継ぎ初心者向けのセット選びで迷っている方に向けて、「本当に使える金継ぎキット・セット」を厳選しました。初心者に本当におすすめできる金継ぎセットだけを紹介します。
結論から言うと、初心者が金継ぎキット・セットを選ぶときの基準は、以下の2点です。
「動画解説や分かりやすい解説書があるか」
「食器に使えるか(食品衛生法等に適合しているか)」
この記事では、この2つの基準をクリアしたおすすめセットをランキング形式で紹介します。
具体的な手順を知ってから買いたい方はこちら。[→ 失敗しない金継ぎのやり方・手順を見る]
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失敗しない金継ぎセットの選び方|初心者は「動画」と「安全性」で選ぼう
安いからといって適当な金継ぎセットを選んでしまうと、説明書が専門用語だらけで理解できない、直した器で食事をしたら大丈夫なのか不安になるといったストレスや失敗につながります。まずは、自分に合った金継ぎセット(キット)を見分ける3つのポイントを押さえましょう。
「食器」として使うなら本漆(食品衛生法適合)を選ぶ
もしあなたがマグカップや茶碗など、口に触れる食器を直したいなら、基本的には「本漆(ほんうるし)」のセットを選ぶのがおすすめです。
簡易金継ぎと呼ばれる、「新うるし」などの合成樹脂塗料は、ホビー用途や工芸用として販売されているものも多く、必ずしも食器用としての安全性が確認されているとは限りません。
- 食器として使いたい
→ 食品衛生法等に適合した、本漆キットを選ぶ
ただし、簡易金継ぎでも、「食器に使用可能」なキットあり - 花瓶・置物として飾れればよい
→ 簡易金継ぎセットでも十分
というふうに、「何に使う器なのか」から考えて選ぶと失敗しません。
合成樹脂系のキットを使う場合は、メーカーの説明に「食器に使用可能」などの記載があるかを必ず確認しましょう。記載が曖昧な場合は、口が触れる部分には使わない方が安心です。
なお、本金継ぎに使用する生漆には半年~1年といった期限があります。期限は、漆の乾きに影響するため、鮮度の高い商品を販売しているかは重要なポイントです。
初心者は「YouTube動画」がないと挫折しやすい
金継ぎで一番難しいのは、「漆の固さ」や「盛り・研ぎ加減」といった“ニュアンス”です。紙の説明書だけのキットでは、この微妙な加減が伝わらず、多くの初心者が挫折してしまいます。
最初の一セット目は、「YouTubeなどで全工程を動画解説してくれる金継ぎセット」を選ぶのが適切です。
一度動画付きの本漆セットで体験しておけば、その後で材料だけ買い足しても応用しやすくなります。
買い足し不要の「フルセット」かどうかを確認する
届いてすぐに始められるオールインワン型の金継ぎキット・セットかどうかも大事なポイントです。安価なセットの中には、「※筆はご用意ください」などといった注意書きもあり、結局あれこれ買い足して高くついてしまうケースもあります。
初心者のうちは、「必要な道具が一通りそろったスターターセット(初心者向け金継ぎセット)」を選ぶ方が、結果的にコスパが良いことが多いです。
初心者におすすめの金継ぎキット・セット比較一覧表
「どの金継ぎセットを買えばいいか」を即決できるよう、代表的な金継ぎキット・セットを一覧で比較しました。
※食器利用の可否は、必ず各商品の説明書・メーカー表示を確認してください。
| 商品名 | 技法 | 食器利用 | 動画 | 価格帯 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| つぐキット | 本漆 | ◎ | ◎ | 9.980円〜 | 失敗したくない人、食器を直したい人 |
| 天然漆の専門店はりよ | 本漆 | ◎ | × | 8,800円〜 | 道具の質にこだわる本格派 |
| kijimatsu | 簡易 | 〇 | × | 5,980円~ | 安く簡易に試したい人 |
| 金継ぎ暮らし | 簡易 | 〇 | 〇 | 8,800円〜 | おしゃれなギフトとして贈りたい人 |
【本漆】食器として直せる!本格金継ぎセットおすすめ
「大切な器を、また食卓で使いたい」という方は、こちらの本漆タイプの金継ぎセットから選ぶのがおすすめです。
金継ぎ教室つぐつぐ「つぐキット(金)」
【迷ったらコレ】
都内有数の人気教室が開発した、初心者が最も挫折しにくい金継ぎセット
東京・恵比寿と浅草で教室を展開する「つぐつぐ」が開発した、通販でも人気の金継ぎキットです。
最大の特徴は、YouTube動画の分かりやすさ。手順の一つひとつを動画で確認しながら進められるので、まるで教室に通っているかのような感覚で作業できます。カラー写真の手順説明書も付いており、初心者にも分かりやすいセットです。
- 食品衛生法に適合した生漆を使用しており、食器にも使いやすい
- 本漆・金粉・筆・ヘラ・パレットなどがそろうフルセット
- 初めての一式として選んでおけば、しばらく買い足し不要
天然漆の専門店はりよ「うるし屋さんの初めての伝統銀継ぎセット」
【道具へのこだわり】老舗漆店が組んだ本格派セット
創業以来、漆を扱ってきた老舗の漆専門店が販売する金継ぎセットです。
伝統的な技法を忠実に再現するための道具がそろっており、少し本格的に学びたい人向けの内容になっています。
- 自社の金継ぎ教室でも使われる、漆屋ならではの「天然漆」入り
- 累計40,000個を販売した人気商品
- 器の破損状況ごとにつくられたオールカラーの説明書入り
価格目安:8,800円
【簡易】安く試せる簡易金継ぎセットおすすめ
「とにかく安く直したい」という方には、簡易金継ぎセットという選択肢もあります。
KIJIMATSU
【まずはお試し】とにかく安く試してみたい人に
Amazonなどで人気の高い、初心者向けの簡易金継ぎセットです。
合成樹脂を使用しているため乾燥が早く、説明書もマニュアル化されているため、手軽に修復を楽しめます。
- 必要な道具がコンパクトにまとまっており、価格が手頃。
- 食品衛生法に適合した合成樹脂を使用。
金継ぎ暮らし「金継ぎキット」
【ギフトに最適】洗練されたデザインと選べるプランが魅力
価格目安:8,800円〜(税込)
→ 商品を見る
「金継ぎを、暮らしに」をテーマにするブランドの金継ぎセットです。
パッケージがおしゃれで、金継ぎに興味のある方へのプレゼントとしても人気があります。
- 本漆キットに加え、「食品衛生法に適合した合成樹脂」を使ったタイプも展開
- デザイン性が高く、道具を出しっぱなしでもインテリアになじみやすい
- 説明書を自社ホームページで公開
初心者がキットで失敗しないためのコツ
金継ぎキット・セットを買っても、次の2点を守らないと失敗しやすくなります。
「厚塗り」は厳禁。薄く重ねるのが鉄則
早く直したくて漆やパテを厚く盛ってしまうと、中が乾かずに「縮み(シワ)」の原因になります。
薄く塗って、しっかり乾かし、また薄く重ねるというリズムを守ることが大切です。
「乾燥」を待てない人は失敗する
本漆は、乾くまでに時間がかかります。
ダンボール箱と濡れタオルで簡易的な「漆風呂(うるしぶろ)」を作り、数日〜数週間単位でじっくり待つ心構えが必要です。
やっぱり難しい…と感じたら?
キットを買ってみたけれど、自分には難しそう、実際にやってみたら失敗してしまった、そんなときも、器を諦める必要はありません。
プロの教室で習う
東京には、初心者向けに丁寧に教えてくれる金継ぎ教室がたくさんあります。一度教室で習ってから、自宅でキットを使うと上達が早くなります。
→ [東京の金継ぎ教室おすすめ20選|1日体験〜本格講座まで]
プロに直してもらう
思い入れのある器や、高価な作家ものの場合は、最初からプロに任せるのも立派な選択です。
→ [東京で金継ぎ修理を依頼できる工房7選|持ち込み・郵送対応]
もっと安く本漆を始めたいなら、銀継ぎも選択肢
「もっと安く本漆を始めたい」「渋い銀色で直したい」という方は、銀継ぎも選択肢です。
→ [銀継ぎとは?金継ぎとの違いやメリット・おすすめキット]
まとめ:目的に合ったセットで、金継ぎライフを始めよう
最後に、目的別におすすめの金継ぎセットを整理します。
食器として安全に使いたい・失敗したくない
→ 迷ったらつぐキット(本漆)がおすすめです。動画サポートが充実しており、初心者でも安心して取り組めます。
花瓶や置物を直したい・できるだけ安く済ませたい
→ 簡易金継ぎセットや銀継ぎセットで、気軽に楽しみながら始めてみましょう。
自分にぴったりの金継ぎキット・セットを手に入れて、割れた器に新たな命を吹き込んでみてください。
